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名作紀行(6) 処女はお姉さまに恋してる [名作紀行]

知り合いに、やったことねーからわからんといわれたので
数少ない両方やってるこれを取り上げて見ましょう。
そんなわけで、『処女はお姉さまに恋してる』です。

祖父の遺言は、女学院に編入しろと理不尽なもので
仕方ないので大人しくしていようと考えていたのに
全校生徒の模範たる、エルダーシスターに選ばれてしまい……。
ツンデレという言葉のブームの走りに乗っかって、爆発的ヒットを飛ばした本作。
まぁ、売りはツンデレではなかったはずなんですけどね。
確かに、貴子さんはかわいい。それは間違いない。
しかし、彼女は学院の伝統を守るために自らの職務を遂行する姿も
ちゃんと、見てあげるべきではないかなーと思いますよ。
主人公を好きだと気づき始めたころの物思いにふけるあたりとか、管理人も大好きですけどね。
章立てタイプで、共通ルートがかなりの長さですが
クラスや寮での掛け合いをメインにテンポよく進んでいくので
だんだん関わりの薄いキャラがフェードアウトする個別ルートがむしろ寂しいかな。
管理人のイチオシは、人生ゲームイベント。
そこまで、捻ったイベントというわけでもないんだけど、なんか爆発力があります。
『小説・桜の園のエトワール』と『続編・二人のエルダー』はやってないですけど
ファンディスクのやるきばこ1まではお約束として入っていたので、あるかな?

システムなどは特にどうということもなく、一枚絵ほかもきれいだと思います。
ただ、D.C.方式のどこのシーンでも呼び出して見れるタイプの
シーン回想があればと思わずにはいられないですかねえ。
まぁ、面白いイベントあったらセーブ取れよといわれるとそのとおりなんですが。

でも実は、管理人はこの作品にはあまりこのキャラが一番というのがなかったりします。
由佳里のシナリオだけは、あまり好きなタイプではないのですが
それ以外は、あまり差はないですかねえ。
まぁ、面白さなら貴子さんが突き抜けてますけどね。
恋愛ものとしてみるなら、他の三人もいいと思う。
紫苑さまルートの瑞穂はかっこいいしね、全力で奪いに行くし。
それに瑞穂が嫌いというわけじゃないんだけど
管理人は以前紹介した『パティシエなにゃんこ』の幼馴染・かなでにしか聞こえないので
どうにも、みぅ~とかいいそうなのが気になって仕方なかったなんて中の人ネタ。

いろいろと時流に乗って、ヒットしすぎた感がなきにしもあらずですが
名作には間違いないので、プレイしておいたほうがいい作品のひとつかと思います。
まぁ、初回特典とかにもいいネタがあるので
今としてはそこらへんはごにょごにょしてもらうとして
是非、プレイしてもらいたいと思います。


眠れぬ夜今日も過ごしているの、祈りは空駆けて星に変わる。


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