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名作紀行(7) はぴねす! [名作紀行]

全然関係ないんですが、『息子の~』の閲覧の伸び方が……。
たぶん現実の話だと思うけど、そんな腹立つ要因なのか息子の嫁。
さて今回は、『はぴねす!』を。

魔法の存在は当たり前、でも使えると言うことは少し遠い存在。
そんな世界の瑞穂坂学園で、魔法科の校舎が吹き飛んでしまうという事件が起こる。
そこで普段は、一緒になることのない普通科と魔法科は
一時的に合同で授業を行うことになり……。
今更、特にどうということもない学園ADVではありますが
王道展開というのは、いつの世もそれなりに需要があるものでございます。
管理人はキャラとして一番好きな子は、残念ながら『りらっくす』待ちだったのですが
他の子が残念だったわけではなく、どのルートも十分楽しめたかと。
春姫ルートは王道でしたし、杏璃は熱血風味、小雪は来栖川s……げふんげふん。
まぁ、性格とかのキャラ造詣は全然違うのですが、なんとなくそれっぽい気がします。
すももも、正しく妹してるという感じ。
尤も、この作品の最大の功績は準にゃんなんだろうけどね。
いやうん、確かにかわいいとは思いますしいいやつなんですけど
管理人は準にゃんが最強というほどでもなかったり。
単純に、気弱和風系がいたからね……。まぁ杖はバイオリンなんだけど。
それに、他のサブキャラもみんな言い味出してると思います。
脈絡のない書き方をしてしまったけど、ハートフルなドタバタコメディが好きな人には
本当に楽しい作品のひとつだと思います。

ただ、各シナリオでのライバルキャラを最終的に攻略するルートに
他の4人のヒロインを全員攻略する制限がかかるのは当然としても
最初は、春姫と杏璃のふたりのいずれかしか攻略できない制限は
必要だったかなあという気はします。
序盤に大きく春姫+杏璃ルートと小雪+すももルートに別れ
1周目では、後者への分岐選択肢は表示されないとかならまだしも
後者の二人を1周目にとか考えると、前者二人のどちらかに収束した上
問答無用で尻切れトンボのノーマルED行きで、制限はかかったままですからね。
まぁ、ライバルキャラたちへの接し方が前者二人は『越えるべき壁』
後者二人は『仲良くしようよ』最後に、攻略ルート出現なので
全く意味がいないというわけでもないですけどねえ……。
演出面はがんばってて○。SDキャラと動かす演出とかをちょいちょいはさんでくれます。
こういうのがあると、退屈しなくていいですよね。

これは、D.C.のことり役の日向さん目当てでやったので
見事に罠に嵌ってしまいましたが、やってよかった作品です。
魔法が活かせてないとか言われることもありますが
管理人は、このくらいがちょうどいい塩梅ですねー。例の『淡い』というやつですから。
ともかく、男の娘好きでこれをやらないのはダメだと思うので是非。
そうでない人も、やってみてほしい作品の一つかな。
初心者にもお勧めできる一品かと思います。


届けたいよ、on your Dream,on your Hearts


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