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レヴュー(53) 麗佳牝犬調教 [レヴュー]

何故か、突発的に長崎に行って来ることになりまして、同期の人と飲んできました。
いやー、ノリって怖いですね(棒)。でもまぁ、たまにはいいかな、そんなのも。
てなわけで、本日は『麗佳牝犬調教~××に犯されて~』を。

かつて、山奥の洋館でDollとしての調教を受け、売られていった二階堂麗佳。
しかし彼女は脱走を図り、再調教のため送り返されることになる。
もう一度、担当の調教師に会える、その目論見はあえなく打ち砕かれるのだった……。
かなり前に紹介した、『愛玩隷嬢~Doll~』の続編ですね。
まぁ、ヒロインがツンデレ金髪ツインテロリの二階堂麗佳だけになっているので
続編というべきなのかファンディスクの一種なのか迷うところではありますが。
前作が、特別よかったわけでもなかったので、その後スルーしていたのですが
去年、なんとなしに調べてみたら、これが出ていたというわけですな。
……ブランド自体がなぜか、獣姦特化になっているというおまけまでついてましたが。
閑話休題、シナリオの方はと言いますと、主人公が完全にダメ人間ですね。
前作主人公・朱神公一が素人であり、愛のある調教という
今作主人公・羽山卓からすれば、ものすごーく温いやり方なのは分かるのですが
やたら「自分はプロ」というのを強調する割に、きっちり仕事をこなしたのは
五種類あるエンディングのうち一種類のみでは、とてもプロとは言えないですよねえ。
ちなみに残りはすべて、クライアントの所有物である麗佳を、自分のものにしようとする展開。
成功如何は、そこまでの調教の進め方次第ですけどね?
正直、前作の各個別エンディングを考えると、朱神公一の方がよほどプロな気がします。
まぁ、覚悟を決めなさすぎたのはヘタレと思いますけどね。
それと管理人は、調教対象を物理的に壊したがる調教師は三流以下だと思っているので
今作主人公に、いろいろ言う資格はないと思いますねー。
それと、麗佳を落とす最後のトリガーに、朱神公一の現在をダシに使ったりして
割と前作のつながりが重要なのですが、若干説明不足を感じますねえ……。
麗佳はわかりやすいので、説明いらないレベルですが
もうちっと、公一について説明しておいた方がいいように思います。
なぜ、素人の彼が調教師をやることになったのかあたりをね。
で、シナリオはこのぐらいにしてシーン構成なんですけど、これがまた微妙。
獣姦特化なのはタイトル見りゃわかる話なので、そこに文句は言いませんが
あまりにも、絵面に代わり映えがなさすぎるんですよね。
大半犬ですし、犬種にバリエーションがあるわけでもないので
それこそ、調教される側の体位の違いとかぐらいしかないんですし
おまけに、犬にやらせるわけですから、行動も毎回同じときてますからねえ。
何かしら手はなかったのかと思いますねえ……。

システムそのものには問題ないのですが、選択肢関連は問題です。
普通、選択肢というものは、Aを選べばシーンA、Bを選べばシーンBへと分岐するものですが
これは、大半の選択肢でどちらを選んでも同じシーンになってしまうんですよねえ……。
じゃあ、一本道なの? というとそういうわけでもなく
選択肢全体の選び方でエンディングが分岐するというタイプであるため、一筋縄ではいかないと。
さらに、一応はハードな調教の選択肢を選び続けるようにすればいいなどはあるのですが
どっちがハードなのかわかりにくい選択肢もありますからねえ……。
じゃあ、上だけ選び続ければーとか思えば、当然のようにトラップが交ぜられてますしねえ。
ここまで、代わり映えがないストーリー展開で、無意味に難度をあげる意味が分かりません。

総合すると、もっと圧縮してロープライスで出せばよかったんじゃないかなーと思います。
選択肢が減れば難易度は低下しますし、あまりにも同じ絵面ばっかの展開にもならなかったはず。
おまけに、メインの獣姦に入るまでが結構あるもんだから
これ、獣姦メインのルート外した? って思いましたし
いざ入ると、ここから獣姦メインというだけの分量あるのか……、もう終わろうぜ? とも思いました。
ロープライス帯にしては、分量があるのはいいのですが
やっぱ適量というものがありますよね、なんにでも。


しかしこれ、続編でやる必要あったのかなあ? そこまで、前作売れたとも思えんけど。

 麗佳牝犬調教~××に犯されて…~
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