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名作紀行(8) 空色の風琴 [名作紀行]

今回は、これも結構思い入れの深い『空色の風琴』を。

カリスマ塾講師の主人公は、突如家庭教師を引き受けている
幼馴染に呼び出され、彼女の別荘へと向かう。
もうね、何もかもが『淡い』という管理人にはすばらしい作品。
まぁ、面白いかと言うと別問題なのですが
この雰囲気は今でも素晴らしいと思います。
今、これだけの淡い世界観を描けるブランドがどれだけあるか。
そこで、ヒロインたちの淡い想いに触れて
自分の真の想いを見つけ出すストーリーも、これはこれでいいものです。
ただまぁ、それが面白いかどうかは別に関わるんですけどね。

システムは、特に問題ないですが
選択肢はありますが、EDはどうやっても変化ないタイプなので
よくある普通の、個別攻略タイプならとも思います。
寄り道する子たちみんな、いい子達ですからね。
あとは、ギャラリーが差分を纏めないタイプなので、チェックが結構めんどくさいのが一点ですかね。
それから、2004年発売でも珍しいボイスなしというのが大きく残念なところです。
声があれば、もう確実に名作だったと思います。
管理人は、思い入れが強いので名作にしましたが
普通に判断するならば、やはりこの辺はネックですわな。
おまけに、2年延期してますからね。処女作でいろいろなかったんだとは思いますが
何とかならなかったのかなという思ってしまいますな。

とにかく『淡く』OP/ED曲、7人のキャラソン含めてすべて名曲ですね。
ボイスがないのは残念ですけど、そのぐらいは十分挽回してます。
それにまぁ、PS2移植版があったりするので
どーしても声がほしい人は、そっちをやればいいのではないかなー。
あまり現存してない予感がしますけども。


あの音は、いつかきっと聞こえるよ、風の中。


空色の風琴 デビュー記念プレス版

空色の風琴 デビュー記念プレス版

  • 出版社/メーカー: THE LOTUS (ロータス)
  • メディア: CD-ROM



名作紀行(7) はぴねす! [名作紀行]

全然関係ないんですが、『息子の~』の閲覧の伸び方が……。
たぶん現実の話だと思うけど、そんな腹立つ要因なのか息子の嫁。
さて今回は、『はぴねす!』を。

魔法の存在は当たり前、でも使えると言うことは少し遠い存在。
そんな世界の瑞穂坂学園で、魔法科の校舎が吹き飛んでしまうという事件が起こる。
そこで普段は、一緒になることのない普通科と魔法科は
一時的に合同で授業を行うことになり……。
今更、特にどうということもない学園ADVではありますが
王道展開というのは、いつの世もそれなりに需要があるものでございます。
管理人はキャラとして一番好きな子は、残念ながら『りらっくす』待ちだったのですが
他の子が残念だったわけではなく、どのルートも十分楽しめたかと。
春姫ルートは王道でしたし、杏璃は熱血風味、小雪は来栖川s……げふんげふん。
まぁ、性格とかのキャラ造詣は全然違うのですが、なんとなくそれっぽい気がします。
すももも、正しく妹してるという感じ。
尤も、この作品の最大の功績は準にゃんなんだろうけどね。
いやうん、確かにかわいいとは思いますしいいやつなんですけど
管理人は準にゃんが最強というほどでもなかったり。
単純に、気弱和風系がいたからね……。まぁ杖はバイオリンなんだけど。
それに、他のサブキャラもみんな言い味出してると思います。
脈絡のない書き方をしてしまったけど、ハートフルなドタバタコメディが好きな人には
本当に楽しい作品のひとつだと思います。

ただ、各シナリオでのライバルキャラを最終的に攻略するルートに
他の4人のヒロインを全員攻略する制限がかかるのは当然としても
最初は、春姫と杏璃のふたりのいずれかしか攻略できない制限は
必要だったかなあという気はします。
序盤に大きく春姫+杏璃ルートと小雪+すももルートに別れ
1周目では、後者への分岐選択肢は表示されないとかならまだしも
後者の二人を1周目にとか考えると、前者二人のどちらかに収束した上
問答無用で尻切れトンボのノーマルED行きで、制限はかかったままですからね。
まぁ、ライバルキャラたちへの接し方が前者二人は『越えるべき壁』
後者二人は『仲良くしようよ』最後に、攻略ルート出現なので
全く意味がいないというわけでもないですけどねえ……。
演出面はがんばってて○。SDキャラと動かす演出とかをちょいちょいはさんでくれます。
こういうのがあると、退屈しなくていいですよね。

これは、D.C.のことり役の日向さん目当てでやったので
見事に罠に嵌ってしまいましたが、やってよかった作品です。
魔法が活かせてないとか言われることもありますが
管理人は、このくらいがちょうどいい塩梅ですねー。例の『淡い』というやつですから。
ともかく、男の娘好きでこれをやらないのはダメだと思うので是非。
そうでない人も、やってみてほしい作品の一つかな。
初心者にもお勧めできる一品かと思います。


届けたいよ、on your Dream,on your Hearts


名作紀行(6) 処女はお姉さまに恋してる [名作紀行]

知り合いに、やったことねーからわからんといわれたので
数少ない両方やってるこれを取り上げて見ましょう。
そんなわけで、『処女はお姉さまに恋してる』です。

祖父の遺言は、女学院に編入しろと理不尽なもので
仕方ないので大人しくしていようと考えていたのに
全校生徒の模範たる、エルダーシスターに選ばれてしまい……。
ツンデレという言葉のブームの走りに乗っかって、爆発的ヒットを飛ばした本作。
まぁ、売りはツンデレではなかったはずなんですけどね。
確かに、貴子さんはかわいい。それは間違いない。
しかし、彼女は学院の伝統を守るために自らの職務を遂行する姿も
ちゃんと、見てあげるべきではないかなーと思いますよ。
主人公を好きだと気づき始めたころの物思いにふけるあたりとか、管理人も大好きですけどね。
章立てタイプで、共通ルートがかなりの長さですが
クラスや寮での掛け合いをメインにテンポよく進んでいくので
だんだん関わりの薄いキャラがフェードアウトする個別ルートがむしろ寂しいかな。
管理人のイチオシは、人生ゲームイベント。
そこまで、捻ったイベントというわけでもないんだけど、なんか爆発力があります。
『小説・桜の園のエトワール』と『続編・二人のエルダー』はやってないですけど
ファンディスクのやるきばこ1まではお約束として入っていたので、あるかな?

システムなどは特にどうということもなく、一枚絵ほかもきれいだと思います。
ただ、D.C.方式のどこのシーンでも呼び出して見れるタイプの
シーン回想があればと思わずにはいられないですかねえ。
まぁ、面白いイベントあったらセーブ取れよといわれるとそのとおりなんですが。

でも実は、管理人はこの作品にはあまりこのキャラが一番というのがなかったりします。
由佳里のシナリオだけは、あまり好きなタイプではないのですが
それ以外は、あまり差はないですかねえ。
まぁ、面白さなら貴子さんが突き抜けてますけどね。
恋愛ものとしてみるなら、他の三人もいいと思う。
紫苑さまルートの瑞穂はかっこいいしね、全力で奪いに行くし。
それに瑞穂が嫌いというわけじゃないんだけど
管理人は以前紹介した『パティシエなにゃんこ』の幼馴染・かなでにしか聞こえないので
どうにも、みぅ~とかいいそうなのが気になって仕方なかったなんて中の人ネタ。

いろいろと時流に乗って、ヒットしすぎた感がなきにしもあらずですが
名作には間違いないので、プレイしておいたほうがいい作品のひとつかと思います。
まぁ、初回特典とかにもいいネタがあるので
今としてはそこらへんはごにょごにょしてもらうとして
是非、プレイしてもらいたいと思います。


眠れぬ夜今日も過ごしているの、祈りは空駆けて星に変わる。


名作紀行(5) D.C.White Season [名作紀行]

さて、さくさくいきましょうかー。
本日は『D.C. WhiteSeason~ダ・カーポ ホワイトシーズン~』を。

ここまでは管理人の中では名作といってもいいかなあ。
まぁ、無印で美春シナリオを担当され、このホワイトシーズンでは
全シナリオを担当されている、まり氏はこのあとも残ってますけどねえ。
やはりシナリオにはまり氏が、原画にはigul氏が残ってるのが大きいかな。
これ以後の一枚絵なんかは、たにはらなつき氏が担当していますが
D.C.以外でお仕事されていればむしろ好きなほうなのですがね。
もーちょっと、塗りの明度を落としてくれるとより好みですけど。
やっぱり続けるなら、オリジナルメンバーでとは思うわけでしてね。

それは新たな始まりを迎えた島に起こる、クリスマスの小さな奇跡。
まぁ、ファンディスクですのでオムニバス形式の
アフターストーリーが展開されるわけですが
さくらやことり、美春のシナリオは文句ない出来ですかね。
美咲は、本編のルートちゃんとやったのか
不安になる1ミスが痛いですが、シナリオの出来自体はいいかな。
あとは普通かな、眞子にはあんまり初音島の不思議にかかわって欲しくはなかったけど。
どのシナリオも基本的には雨が降りますが
降らないのも何本かあって、そっちのほうが管理人は好きかな。
ただ、すべてのシナリオが共通コンセプトのもとに書かれているので
マンネリ化するきらいはありますな、統一は確かにひとつの手だとは思いますけど。

システム的にはいつものD.C.というかんじ。
まぁ、P.C.以降ほど親切でもないですけどね。
ファンディスクらしくイラストはそれなりの数ありますし
おまけのSTG、アフターバナナもなかなか面白い。
これは流石に、サマーバケーションについてきた
アフターバナナ2のほうがより面白いのは確かだけど。

ということで、ここまではやって損はないと思うD.C.作品。
あとはまぁ、自己責任という感じですかねえ。


見上げた空は星たちが瞬き、二人手を離さずに、この夜を越えたい。

 D.C. White Season ~ダ・カーポ ホワイトシーズン~

DMM

名作紀行(4) Lost Passage [名作紀行]

予定は未定ですが、こっちも頑張って月10回更新を目指したいと思います。
さてこちらは一度、旧ブログのほうで紹介したことがありますが『Lost Passage』で
管理人のバイブルのひとつですな。D.C.とこれはたぶん、いつまでも忘れないと思います。

教育実習で、久々に母校へ戻った主人公を待っていたのは
成長した幼馴染とほろ苦い青春の面影、そして宿命だった。
そんな感じの話ですが、別にこれで学校選んだわけじゃないよ?
歴史の薀蓄と伝奇要素とを、うまく組み合わせた作品で
ライターさんが、本当にこういうの好きなんだろうなーというのが伝わってくる出来。
次回作を鑑みるにね、あれはあれで全然ダメではないんだけども。
やっぱりこのライターさんにはもう一度、この路線でがんばってもらいたいなあ。
まぁその分、教育実習を期待してた人は割を食ったわけですが。
絵師二人も、本当に綺麗なラインで描かれる方で、キャラもみんなかわいいんですけど
唯一難点が、横顔。鼻より向こう側が見えない構図はかなり残念ですかね。
それ以外は本当に、素晴らしいんですよ。半脱ぎ多いですし。

さて、いい作品なんですけどね。穴がないわけではないです。
また、ニッチな方面ですゆえに、万人に勧められるかというときついのは確かです。
まず、歴史系の薀蓄が延々語られる部分が序盤からバンバンあるため
それに耐えられることが最低条件だったりするのはやはり辛いところでしょうか。
おまけに、当然シナリオが進めば進むほどディープになりますし
各ヒロインのルートを見ていくことで、背景がおぼろげながら見えてくるというタイプですから
記憶力、理解力もかなり必要だったり。まぁ、謎解きルートもありますけどね。
全部語りなおすとかやったら洒落にならないので、やっぱり要りますか。
この分野は特に、嫌いな人が多い分野ですからね……。
さらに、大きく分けて宿命側のヒロインと学校側のヒロインがいるのですが
宿命側のヒロインの描写が、あまりよくありません。
おそらく、背景の説明やらなんやらに尺をとられた結果として
描写が薄くなってるんだと思いますが、まぁ宿命側こそ描写してほしいですわな。
あまり、薀蓄と特殊な状況描写が少ない、めぐみルートはそんな問題ないと思いますけどね。
しかし、宿命系のシナリオは結構こき下ろしてるレヴュー多いのに
宿命系のヒロイン沙雪が一番人気らしいのがよくわからん……。
管理人は、めぐみさんが好きです。
それと両者の分岐前ですね、どっちにもいけるように話を運ぶため、かなり長い。
これも、脱落者の増えそうな要因ですからねえ。辛いところです。
まぁ、毎度魅力を伝えたいなら褒めようぜとは思うのですが、難しいんですよね。褒めるの。
うーん、コスプレ好き設定の主人公だけど、本職の巫女さんに
巫女装束でのシーンがあるぐらいで、雰囲気壊してまでコスプレでーとかないのは評価できるか。
老舗旅館の娘、沙雪に和服でのシーンがないのは残念だけどね。

管理人としては、歴史も好きですし教育実習ADVを期待してプレイしたわけでもないですし
巫女さんとか、和風な雰囲気とか大好物なので、かなり高評価なんですけどねえ。
ゲームのシステム面とか音関係の問題はまぁ、古い作品なのである程度仕方ないと
今となっては、割り切るしかないですけど当時としては微妙か。
まぁ、恋愛ものとして出したのがいかんかったんでしょうなあ。
でももう、今じゃできない濃さを持った作品だと思うので、歴史好きな人はやってみてほしいな。


きっと私の胸、同じ痛み抱えているから


名作紀行(3) D.C. [名作紀行]

さて、本家のほうでチラッと言ったことがあるかと思いますが
管理人が、こちらの業界まで足を踏み入れるきっかけとなった
この作品を紹介しないわけにはいかないでしょうね。
そんなわけで、『D.C.~ダ・カーポ~』でございます。
えー、まぁ現在は曲芸商法と言われるファンディスクやら、別パケやらで悪名高いシリーズですが
PC版の無印、オリジナル第一作は間違いなく名作です。
管理人が、初心者に勧めるなら間違いなくこれですね。幸か不幸か手に入りやすいですし!!(笑)
(ただし、他のD.C.のプレイを視野に入れる人にはD.C.P.C.がおすすめです)

いつもとかわらぬ春の日に、ふたりは出会い恋をしました。
まぁ、そうは言ってもADVですからね。
名作が名作たる所以は、世界観とシナリオに集約されるわけですが
特に、世界観がいいと管理人は思います。
そこがしっかりしていればこそ、どのルートも魅力的なのでしょう。
主人公が誰を選んでも、桜を枯らすというその根幹部分がきちんと同じように進むというのも
管理人が好きな部分のひとつかな。まぁ、そこまで行く前に終わる子もいますが。

その中でも、白河ことり・鷺澤頼子の2ルートの完成度は素晴らしいです。
文句のつけようがないですね。まぁ、一点凡ミスはありますけど、そこは、ご愛嬌ということで。
この2ルートは、挿入歌の使い方が上手い。本当に上手い。
感動系では、よっっっっっっっっっっっぽどのことがないと涙の出ない管理人でも
泣きそうになるくらいに上手い。フルトラックなら泣いてたね!!
また、『Small Cherry 〜promised bell〜』がいいんだこれが……。
歌詞のフレーズがワンパターンとかよく言われるけど
やっぱりこの人の作詞はセンスありますよ。名曲ですもの。
誰の曲ってこともないし、全員のエンディング付近でかかるのですが
ことりのEDのときにかかるのは、本人が歌がキーになるキャラということもあって印象深いですし
頼子さんのときは、ほぼ唯一一緒に歩きながらかかるために歌詞とのシンクロがすごいですね。
まぁ、管理人が好きなヒロインだからと言うのも多分にありますが。
もちろん、主題歌『ダ・カーポ 〜第2ボタンの誓い〜』やED2曲もいい曲ですよ。

しかし、あらためて考えてみるとこの作品は、ほぼ悪いとこないですよね。
P.C.以降の改変部分についてなら、いくらでもダメだしできるんですけどね。
そうそう、あえていうなら古めの作品なので、名前変更ができるため
キャラの呼ばれ方がちょっと、バリエーションに乏しいあたりが残念かな?
デフォルトなら呼んでくれるとかならよかったんだけどね。
とはいえ、そのおかげで名前で呼んでくれるのは頼子さんだけ!! というのはいいところ(笑)
まぁ、ボイス的には「あなた」なんですけどね。
それはそれで、ぐっとくるものが管理人的にはあるのでかまわないのですが。

そんなわけで、できれば是非これだけはやってほしいです。
まぁ、嵌ってしまうとこの面影がないことがわかっていても
ファンディスクやりたくなっちゃうのは、いかんともしがたかったりしますが。
どこかで再結集してくれませんかねえ……。
やっぱり、管理人この作品大好きですわ……。


卒業しても変わらないよ、約束をかわしたあの日と。

 D.C. ~ダ・カーポ~

DMM

名作紀行(2) パティシエなにゃんこ [名作紀行]

管理人の個人評価が名作レベルの作品を紹介していく、名作紀行。
良く考えたら、姫狩りもそうだわと思い直して、2回目に趣旨説明というあほな事に。
まぁ、仕方ないですね。2つに分けてわかることは傾向ぐらいですし。
さて今回は、『パティシエなにゃんこ』をご紹介しようかと。

こちらの界隈では、ぱじゃまソフトのゲームというと
『プリンセスうぃっちぃず』がやはり一番有名で、それ以前は微妙という評価でしょうか。
今回紹介する、『パティシエなにゃんこ』はひとつ前の作品に当たり
これがそこそこ当たってなかったら、たぶんぷりっちは世に出なかったはず、という意味で
ぷりっちのヒットに多大な貢献をした作品といえると思います。
まぁ、パティにゃん好きとしては、ぷりっちにはえーな部分もあるのですがね……。
(一恋ちゃん曰く、出来た姉がダメ男に尽くす女だったり、あまり神社の仕事こなせそうになかったり)

親父がやらかして、急遽復帰することになった主人公が
実家のケーキ屋ひよこ館で、毎日のように繰り広げられるドタバタの中で
自分の夢を思い出したり、ヒロインとの絆を深めたりと
悪く言えば、ありきたりなストーリー展開ではありますが
ドタバタ展開の、ギャグやら何やらがかなり秀逸。
今となっては思い出補正とかもあるでしょうから、ニュートラルに評価はできてないでしょうけど
かなり長めのフリー移動期間を退屈させないそれは素晴らしいと思います。
そういう方面が大好きな方は、是非どらまちっくCD1・2も聞いてみると
さらに楽しめると思います。まぁ今の時代、手段はいろいろと……げふんげふん。
ギャグとかネタとか好きな人には妹のルートがないのが、残念でならないと思いますけども。
もちろん、ギャグのみが評価点かと言えばそんなことはありません。
エフェクトが少し重いのが難点ではありますが
雪の降る空を見上げての、回想なんかは演出がんばってると思います。
ボーカルも3曲あって、雰囲気がよくマッチした名曲だと思います。

まぁ、少々フリー移動時の行き先選択画面が重いとか
ぷりっちにもゲスト出演している雀宮一恋が
あまりにもチョイ役なのが惜しすぎるとかありますが
重さとかはたぶん今のPCでやればそう気にはならないのではないかと。
管理人も含めた、一恋ちゃんファンはあきらめてPS2orDC版をやりましょうね(泣)。
こんな感じですが、今丁度、ゲーム中の期間と重なるプレイするのにいい季節なので
是非一度、プレイされてみてはいかがでしょうか。


まるでドラマのプロローグ、最高のパートナーになりたい。

 パティシエなにゃんこ

DMM

名作紀行(1) 姫狩りダンジョンマイスター [名作紀行]

2009年4月発売なので、ちょーいまさらなのですが
この夏にDL版の販売が始まりまして、手に入りやすくなったので
この機会にやってみましたよ。

SLGとしての完成度は高いですね。
最初から最後まで、気を抜けばやられるぐらいの難易度で、非常に楽しいです。
SLG部分での不満は、敵ユニットのレベルキャップを
もっと、がっつり開放してほしかったことですね。
このゲーム、EDの数が15と多い(そのうちメインの差分が6)のですが
レベルなどの育成要素・CGやアイテムなどの収集要素も多いため
同時攻略を狙いつつ、分岐前でセーブしておくといったプレイスタイルよりも
素直に周回プレイを繰り返したほうが、効率がよいのですが
序盤のレベルキャップが低いため、ほとんど稼げず
稼ぎやすい、おまけMAPにたどり着くまでが非常に手間なんですよね。
引き継げば、実質戦闘MAPを飛ばせるような配慮はありますが
レアアイテムの回収なんかに気を使う以上、ざっくり飛ばすわけにもいかないんですよね。
図鑑がスカスカでも特に気にしない人には、特に問題はないかと。
まぁ、分割埋めプレイしてからやったほうが、気分的にはいいかもしれませんけど。

あとは、名前ありのキャラも10人前後いますが
半分ぐらいのキャラは自分で使うためには、洗脳するしかなかったりするので
たとえば、BOSS相手の戦闘前会話なんかが少ないので
そういうところに、ネタとかも多いジャンルですから、残念ではありますね。
そりゃー主人公魔王だから、説得で仲間になるわけはない以上、仕方ないけどね。
結果、敵方のヒロインとはあまりラブラブなEDにはならないところにも
響いているわけですからねー。悲劇がダメってことはないけどねえ。
両方用意するとか、おまけシナリオとかで馬鹿やるとかのフォロー? は欲しいかなあ。
イベントも、多いように見えてほとんど差分というのもちと気になりますかな。
それに、意外と内容と成長段階の相性があるので、合わないのも結構あるしね。

管理人はシルフィーヌとリリィ(ツンデレ)が好きかなー?
シルフィーヌのED見るには、いろいろ諦めないといけないのが痛いけどね。
それでもまぁ、それだけの価値はあるかな。3人洗脳なしで使えるのは大きい。
この子もEDは物悲しいけどね……。
まぁ、見た範囲じゃハーレムED除いたらリリィLow系しか、文句なく幸せなのはないわ。

基本的には、文句なくお勧め。時間の取れない人以外。
続編の、『神採りアルケミーマイスター』もやりたいですねー。
もろもろの埋めが65%といったところなので、まだまだできそうにないけど。
でも、神採りは残念なことに水那攻略できないとか!! 気弱和風少女大好きなのに……。


逆さまの幻想、この手でつないで……。

 姫狩りダンジョンマイスター

DMM
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